デントリペア技術は"オリジナルの塗膜を残さなければならない"という大前提があるため、一度大きな失敗をしたら、二度と元に戻せない(手直しも出来ない)こともある特殊な修理方法です。人間による手作業であるこの"デントリペア工法"では充分な経験と豊富な技術が必要です。愛情がこもったお客様の大切なお車をお預かりして修理させて頂く・・・。
大袈裟かもしれませんが弊社ではデントリペア技術者の位置付けを "整形外科のドクター" と同等と捕らえています。決して簡単な技術ではありませんし、例えば皆様が病院に行って手術を受ける際"医者になりたてのドクターと経験豊富な熟練ドクター"どちらに執刀して欲しいかと問いかけた時、答えは聞かずともお分かりにますよね。人間による手作業である以上、技術力に差が出てしまうのは当然のこと。
トラストデント・グループでは結成以来、この "重大な現実" を真摯に受け止め技術力を高めることに時間も努力も惜まずにきました。今後もその方針を変えずに更なる技術の向上に努め努力していこうと考えます。是非一度現車をお乗りになり、お近くのサービス店へご来店・ご相談下さい。
私たちの根本にあるのは、当グループ 代表の押味氏が本場アメリカ・カナダに渡り習得してきた「世界水準の技術」と「職人としての熱い魂」です。氏は2005年、アメリカ・オーランドで開催されたデントリペアの国際大会に於いて「東洋人として初の世界大会出場」を果たし、見事5位にランキング入りを果たしたパイオニア的存在です。 トラストデント・グループのメンバーは、その押味氏から一子相伝的に直接厳しい技術指導を受け、国際的にも通用するデントリペアテクニックを体得しました。そんな私たちの掲げる目標は、従来のジャパニーズ デントリペアとは違う、押味氏から受け継いだ本物のデントリペアテクニックを日本に広め、定着させることです。それに向かって皆一丸となって突き進んでおります。
また、私たちから見れば100人のお客様でも、お客様の立場から見れば1対1であるいうことを念頭に置き、お客様一人一人に対して常に誠意を持って対応することが私たちの本望です。お客様はもちろん、自分自身でも満足出来る仕上がりをご提供し、それに見合った適切な報酬を頂く事もさることながら、その為に日々の精進を怠ることなく更なる技術の向上に努め続けるということ。これが私たちグループのポリシーです。
トラストデント・グループは「世界水準の技術」が自動車業界各方面のプロの方々からも高く評価され、創業以来、品質管理の厳しい新車ディーラー様からのお仕事のご依頼の実績も多数ございます。ぜひ一度、お客様の確かな目で「世界が認めた本物の技術」をご確認いただければと思います。
トラストデント・グループではデントリペア業者側に偏った意見ではなく「車のヘコミ修理に携わるプロの意見」として鈑金塗装工法も視野に入れ"お車の状態や御予算などを加味しながらお話をして、最終的にお客様側がご納得・ご満足のいく修理方法のご提案・アドバイス"をさせて頂いております。
トラストデント・グループではお客様へ最高の仕上がりを提供したいと考え、一日の施工台数を限定させていただいています。一台一台全力で施工にあたります。きっとご満足いただけるものと自負しています。
トラストデント・グループではデントリペアの作業前には十分なご説明をさせていただきます。「実際のヘコミの状況」「どのような作業をするのか」「時間はどれくらいかかるのか」「費用はいくらかかるのか」……etc。お客様が納得されるまでわかりやすくご説明します。不明な点などがあれば、お気軽にお尋ねください。
またクオリティーチェックはお客様と一緒に行います。何かお気付きの点があれば、その旨をお申し付けください。
トラストデント・グループでは、お客様だけではなく施工技術者本人も満足できる、最高の仕上がりをご提供したいと考え、一般のお客様(エンドユーザー)にはご来店での作業のみの対応とさせていただいています。出張作業では屋外の作業になってしまう可能性が高く、天候や時間の心配など、作業以外の余計な加わることで時には「仕事が粗くなってしまう」恐れも考えられます。最高の仕事をするためには相応しい環境が必要であるという当グループのポリシーをご理解いただければと思います。
トラストデント・グループでは世界水準の仕上がりをお客様へご提供できるよう、独自のクオリティーチェック法を用い(下記参照)徹底した品質管理を行っております。愛車を下取りに出した際に、査定士から修理痕を指摘されるような仕事はいたしません。車の側面(ドアなど)は前後方向・上方向・正面からの確認、水平面(ボンネットなど)は360°の全角度・上方向からくまなく確認しています。
トラストデント・グループでは昔ながらのデントリペア工法はもちろん、東洋人初の世界大会5位という実績を持つ代表が構築した最新理論のTRUSTデントリペアも導入しております!TRUSTデントリペアは・・・
1.今では世界の超一流のデント技術者達もこの理論を取り入れ、デントリペア業界も次世代へと突入しました。
2.従来のデントリペア工法では除去しきれない「仕上がり時に残るパネルの歪み」も極限まで除去することが可能です。
3.従来のデントリペア工法では「難しい、不可能」と言われている「プレスライン部分やアール(曲線)部分」も整形することが可能です。
4.従来のデントリペア工法では「難しい、不可能」と言われている「フレーム(骨)の上にできたヘコミ」も施工することが可能です。
5.従来のデントリペア工法では「難しい、不可能」と言われている「アルミパネル」も修理することが可能です。
基本的に、車の側面(ドア等)においては前後方向・上方向・正面、3方向からの確認で、水平面(ボンネット等)においては360°の全角度・上方向どこから確認しても「違和感」があってはプロの仕事とは言えません。お客様が愛車を下取り時に出した時に査定士から修理痕を指摘されてはデントリペア工法で修理した意味が無いですから。
下記に画像を用いて説明する「デントリペア工法での修理後の確認の仕方」が車業者・カーディーラー・エンドユーザー様に浸透していく事により「極端な経験不足や技術レベルの低い技術者」がいい加減な仕上がりをお客様に提供することは無くなっていく事でしょう。結果、弊社が掲げている目標である「デントリペア業界の底上げ」にも繋がっていくと確信しております。
また、今までのデントリペア工法では仕上がり的に「鈑金塗装という工法の中の一部、軽鈑金的な位置付け」でしたが、TRUSTデントリペアが当たり前となりつつある今、「鈑金塗装とTRUSTデントリペアは全く別分野の対等な位置付けの修理工法だ。」という正しい知識も認知されていくことでしょうし、そうさせる事がトラストデント・グループ全体の使命だとも思っております。
誰もが踏み込みたくなかった領域である「仕上がりの基準公開」にあえて一歩踏み込んだ、トラストデント・グループの自信を感じていただければと思います。
このクオリティーチェック方は2008年、北海道斜里町地区で雹災害が起きた際に「株式会社トラストデント」が国内で初めて独自に設定・公開した方法です。
このような黄色いプラスチックの軽い板(どこのホームセンターでも数百円で購入できます。)に油性マジックで線を引いたもので確認をします。寸法は目安です。名称はリフレクターボードと呼びます。
板が黄色いのは理由があり、白系・黒系・シルバー系、どのボディー色でも線が見え易いからです。代用としてダンボールに線を引いてもオッケーでしょう。
ヘコミ(デント)を確認。 凹んでいれば黒い線が太く見え、逆に出っ張っていれば黒い線が細く見えます。線の歪んでる範囲がデントの大きさになります。
リペア後、リフレクターボード内のどの位置に目線をずらしても線の太さ・間隔が均一に揃っていれば合格です。(画像でも凹み以外の場所に違和感が無いのが一目瞭然に確認できますね。)
暗い方(例えば工場内)から明るい方行(外)に向かって見るのがコツです。ボディーに景色が良く映りこみます。(画像ではフロント側が明るい方向となります。)
リペア後のリフレクターボードの位置は、リペア前よりも離してください。 歪みの確認がし易くなります。通常、この角度から確認させる業者さんが大半ですが、この角度では直ってるように見えて当たり前です。この位置で確認するべきことは、近づいて見てゴツゴツの有無や色変わり等の塗膜の変化でしょう。この位置での確認方法は、「デントリペア工法では歪が残って当たり前。分からなくなる仕上がりにはらない」と思われていた時代の、既に一昔前の確認位置だと思ってください。
ご自宅での出張作業を業者に依頼する場合の注意点として、仕上がりの確認作業を行う時は、日中の太陽光下では行わないことを推奨いたします。明る過ぎると景色の写り込みがハッキリと見えないので、正確に確認できないからです。(特に白系やシルバーボディー色)プロでも見落としがちです。
ここで良く確認しておかないと、デパートの屋内駐車場などに駐車した時に歪みがハッキリと見えてしまうので注意。
弊社スクールでは安定したクオリティーを保つため、卒業生に「エンドユーザー様のご自宅での出張作業」は特別な理由が無い限り薦めていません。
塗膜の確認で問題が無ければ、次に行うことは面がキチンと揃っているか(歪みが無いか)の確認です。必ずこの角度・距離に立って、遠目から斜めにすかした状態でリフレクターボードで確認してください。凹みがあった元の位置を確認し易いように、修理前に凹みの近辺にマスキングテープを張っておくと良いでしょう。リフレクターボード内のどの位置に目線をずらしても線の太さ・間隔が均一に揃っていれば合格です。
工賃を支払うのですから、凹みがあった元の位置にほんの少しでも違和感があれば納得のいくまで修正してもらいましょう。「コレがデントリペアの限界」と言われたら詳細な理由を聞いておきましょう。ここで妥協してしまうと下取りの査定士や車の業者さんに修理痕を指摘されてしまいます。それでは折角、デントリペア工法で修復した意味が無くなってしまうと思いませんか?
今後はこの位置でのオッケーが出なければ、修理しきれていないと判断すべきでしょう。もちろん、ビッグデントの見方も同様です。
最後に上方向と正面からの確認も忘れずに行いましょう。この確認を怠ると、駐車場に車を停めたときに駐車場の白線の写り込みに違和感が出て、気になってしまうのです。
以上の様にお客様に確認をして頂き、オッケーが出ればお互いに気持ちの良い作業結果となるでしょう。ここまでやって、真のプロフェッショナルの仕事と言えるのではないでしょうか。